第5章 ラベル
登録タグ: HSP HSP3 Hot Soup Processor Hot Soup Processor3 ホットスーププロセッサー ラベル button goto gosub return
今回は、ラベルについて説明していきます。
普通、スクリプトは上から下へ一本道のように実行しますが、途中で処理を分けなければいけない場合があります。
例えば下のようなスクリプト。
title "はじめてのHSP" mes "ボタンを表示します。" button goto "ボタン" , *label stop *label dialog "ボタンが押されました。" , 0 , "押された・・・" stop
これは、ウィンドウにボタンを表示して、ボタンが押されたらメッセージを表示するスクリプトです。
ちなみに、先頭が*(半角アスタリスク)で始まるものをラベルといいます。
ラベルには、自由に名前を付けることが出来ます。
また、1つのスクリプトに複数のラベルをおくこともできます。
今回は、*label(ベタですね)という名前をつけています。
このスクリプトではstop命令が2回出てきます。
上から実行すると、1つめのstop命令で止まってしまいますが、途中のbutton命令にジャンプ先のラベルを付けています。
そのため、ボタンが押されると、自動的に同じラベルの所へジャンプすることが出来ます。
ジャンプした後の実行の種類には2通りの方法があり、gotoでジャンプした場合、ジャンプする前の場所に戻ることは出来ませんが、gosubでジャンプした場合は、ジャンプする前の場所に戻ることが出来ます。
ただし、戻る直前にreturn命令を記述しておいてください。
こんな感じです。
title "はじめてのHSP" mes "ボタンを表示します。" button gosub "ボタン" , *label stop *label dialog "ボタンが押されました。" , 0 , "押された・・・" return
次回は、コメントについてやっていきます。
カテゴリー:HSPの基本編
2011/09/12 23:12:58 更新