第4章 命令とパラメータ
登録タグ: HSP HSP3 Hot Soup Processor Hot Soup Processor3 ホットスーププロセッサー 命令 パラメータ 変数
前回、下の文章を打ち込んだと思います。
title "はじめてのHSP" mes "Hello, HSP World!" stop
HSPでは、上の行から順番にスクリプトを読んで実行していきます。
HSPのスクリプトは、主に命令とパラメータから出来ています。
命令とは、コンピュータに何をさせるのかを知らせるための単語のことです。
今回の場合、title命令とmes命令、stop命令があります。
命令の種類やこれは一体何をするものなのかを調べたいときは、調べたい命令にカーソルを当てて、キーボードのF1キーを押してください。
HSPヘルプ(命令の解説)が表示されます。
パラメータとは、命令を使うときにより細かな設定をするための情報です。
今回の場合、文字列(短い文章)がパラメータになっていますが、数字のときもあります。
前回打ち込んだ文章を、命令とパラメータに分けていきます。(命令は水色、パラメータは黄色です)
title "はじめてのHSP" mes "Hello, HSP World!" stop
ちなみに、なぜ文字列を”(半角ダブルクオーテーション)で囲まなければいけないかというと、コンピュータにこれは文字列ですということを伝えるためです。
もし”がなかったら、コンピュータにこれは変数ですと伝えることになってしまいます。
変数?
変数という言葉が出てきましたが、これは文字列や数字を入れるための箱(入れ物)だと思ってください。
この入れ物(変数)には、自由に好きな名前を付けることが出来ます。
パラメータに箱の名前だけを設定しておけば、後はコンピュータが自動的にに箱の中身を調べてくれる、というわけです。
ただし注意が必要で、一度入れた変数(箱)に別のものを入れてしまうと、以前入れた内容は消えてしまいます。
実際に使ってみます。(命令は青色、パラメータは黄色、変数はtext1とtext2です)
text1 = "はじめてのHSP" text2 = "Hello, HSP World!" title text1 mes text2 stop
こんな感じです。
次回は、ラベルについてやっていきます。
カテゴリー:HSPの基本編
2011/09/12 23:11:02 更新