第6章 パスを描いてみよう
登録タグ: Inkscape講座 Inkscapeの基礎編 使い方 鉛筆ツール ペンツール ベジェ曲線 パス アンカーポイント ハンドル
今回は、シェイプなどの基本となるパスオブジェクトについて説明していきたいと思います。
パスオブジェクトはオブジェクトの一種で、キャンバス上に線(直線や曲線など)を描いていくことができます。
簡単に描画できる鉛筆ツール
まずは簡単な鉛筆ツールを使ってみます。
鉛筆ツールはフリーハンドの線を描くもので、ツールボックスの鉛筆ツールを選択(またはF6キー)し、キャンバス上でマウスをドラッグすることで簡単に描くことができます。
他に、2点間をクリックすることで、綺麗な直線を描くこともできます。
↑描いた後は普通のパスとして扱えます。
描いたは、対象のパスをクリックしてノードツールを選択(またはF2キー)することで、パスの修正をすることもできます。
パスの修正については、次の章で詳しく説明します。
複雑なパスを簡単に作れるペンツール
次にペンツールを使ってみます。
ペンツールはベジェ曲線などを使って複雑なパスを描くものです。
ツールボックスのペンツールを選択(またはShiftキーを押しながらF6キー)し、キャンバス上でマウスをクリックすると真っ直ぐな角ばった点を、ドラッグすると曲がった点を描いていきます。
ドラッグするときに、その点(ハンドル)と元々の点(アンカーポイント)の位置関係で点付近の曲線を変化させることができます。
最後にパスを確定させるときには、最後の点を描いたときにダブルクリックをするか、最後の点を描いた後にEnterキーを押せば大丈夫です。
これについては、慣れると思い通りの曲線を描くこともできるようになります。
...といっても、知識がないと大変です。
分かりやすそうなサイト様を見つけてきましたので、そちらもご覧になるといいかもです。
描いた結果が以下の様な感じです。
↑点付近が曲がってるor角ばってるといった感じです。
こちらも描いたは、対象のパスをクリックしてノードツールを選択(またはF2キー)することで、パスの修正をすることもできます。
パスの修正については、次の章で詳しく説明します。
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カテゴリー:Inkscapeの基礎編
2013/03/02 23:27:45 更新